アート・デザイン鑑賞

専門分野の引き出しを増やすには。アドミュージアム東京 3

こんにちは。
ステップアップ・ブランディング デザイナー
カラーリストの
石田祐子です。

 

カレッタ汐留の
アドミュージアム東京
の展覧会
前回の投稿は、こちら↓

「信念を貫くために言える勇気」
「江戸の粋な広告アイデアに学ぶ」
 

をご覧ください。

 

さて、常設展でお伝えしたいのは、
歴代広告ポスター。
まず、

「赤玉ポートワイン」
初のセミヌード写真を
採用したポスター


この時代で、メインに実写のヌードを
使ったことは、大衝撃だったはずです!
社長は、ワインの赤に、
とてもこだわって
色を再現したそうです。

商品の色へのこだわり。
その対比のための、
モノクロ写真と肌色なんですね。

デザインや色彩学で
よく言われますが、

「対比」と「統一」は
意図的に使うと、効果あります!


海外ロケでの豪華な写真広告など!
広告デザインの歴史が整然と並んでいて、
感激でした(^^)


そして、外せないのが、
亀倉雄策デザインの、

東京オリンピックポスター!
今年がオリンピックイヤーだから、
見たことがある方が多いと思います。

そして、個人的には、私の思い出の広告。
私は、アメリカの美大在学中、
グラフィックデザインのクラスで、
亀倉雄策のNTTロゴ、
東京オリンピックの

ポスターを取り上げ、
プレゼンしました!


慣れない英語での、しかもプレゼン!
調べて、英文を書いて準備して、
何度も何度も話す練習をしました!!

本番で話し切って、本当に感動しました!
やればできるんだーーー!!!って。
このチャレンジのおかげで、
少し、自分に対して自信がつきました(^^)
目標に向かって、
それを全力でやり切ることの大切さ
を体感しました。

 

デザインの仕事をしていて、
目の前のお客様の問題解決のために、
お客様の様々な経験、実績、想いを
伺います。
そこから大切なことを抽出する。
知恵を絞って取り組む。

そんな作業をして根詰めしまったら、
外に出て、街を見てくる。

風を感じて、人や商品を見て、
インスピレーションが湧くんです!

そんな経験を積み重ねることで、
デザインやカラーの引き出しを
増やす。

よりお客様のニーズに答えられる
仕事
ができるようになります。
これは、どんな分野でも同じことですよね。


これからも、
お客様に喜ばれる提案をするためにも、
インスピレーションの湧くこと
をどんどんして行きますよ!

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