「自信ある私」をデザインする。
自分のカラーを表現すれば、選ばれる人になる。
グラフィックデザイナー &カラーリスト
石田祐子です。
初めて訪れたお店街の一角をぶらりと歩いてみた。
セレクト商品の棚にあった、
きれいなラベルのビンが目に留まった。
「なんてきれいで、かわいくて、ステキなんだろう〜!」
数本並んだビンの中から、一番初めに目に留まった
ピンク色のラベルを手に取ってみた。
「にじいろ甘酒」
甘酒って、こんなにオシャレだっけ?
しかも、“にじいろ”のネーミングと色展開に、
キュンとしてしまった。
他に5本ほどあって、
ピンクラベルのものは、「ゆず生姜」味。
甘酒は、シンプルな味でもいいのだけど
と思いつつ、眺めてみる。
脇にあった小さいパンフの言葉には、
「ひたむきに、誠実に」
「江戸時代末期より商いをしております。」
きれいなもの&伝統(江戸や幕末時代も)好きの私は、
心奪われてしまい、そのまま買ってしまった。
久々のパッケージ買い。ウキウキした。
食事の前に飲んでみたら、美味しい!
暖かい部屋で、冷やした「ゆず生姜」味が
のどごしがよく、飲みやすい。
このまま全部飲んでしまいそうで、
ワンショットでやめておいた。笑
(冬季限定商品で、温めて飲むといいそうです)
気になる甘酒のお店は、
福岡にある「浦野醤油醸造元」
創業が江戸末期。
現在6代目若女将の浦野さんが、
醤油だけでなく、味噌、ドレッシング、
甘酒作りとチャレンジしてきたそうです。
「にじいろ甘酒」は全10種類の味があり、
全てが無添加・ノンアルコール・砂糖不使用。
小さなお子さんでも安心して飲めますね。
いい素材のものが好きなこともあり、
天然素材を使用していることにも共感しました。
あるインタビュー記事にあった若女将の言葉、
「美容にいい。身体にいい。とは聞くけれど、
どうしてもあの味に慣れないから続けられない。
だから30代、40代の女性に飲みやすい
甘酒作りをしたいと思ったんです!」
確かに、体にいいからと言われても、
簡単に人の心は動かないもの。
なるほど、その目的は達成している。
私は、ラベルなどデザインを愛でて、
フルーティーな味わいが美味しくて、
2度嬉しい驚きを体験したから。
一番印象に残った言葉は、
「この甘酒は『自分の飲み物ではない』
と思ってた人にこそ求めてほしい!」
これは、個人で仕事をしている私に響いた。
人は、その商品やサービスを必要と感じていない、
が前提にあるもの。
人の心を動かすことは難しい。
だけど、商売として、
自分の商品を欲しいと思ってもらうために、
チャレンジできることはいっぱいある。
相手のニーズを想像して、
どう形にして表現したらいいだろう、
と試行錯誤してみる。
そんなチャレンジの一つずつが、
人の心を動かすきっかけになるに違いない。
この甘酒に興味を持ったら、
サイトをチェックしてみてください。
プレゼントにも喜ばれそう。
五感を満たして、
ストーリーに共感できる商品っていいな〜
と改めて思った品でした。
https://urano-shoyu.com/category/item/itemgenre/amazakegift/