こんにちは。
グラフィックデザイナー&カラーリストの
石田祐子です。
先日、In-Living-Color主催の
カラーの勉強会 “アカデミックカラーツアー”
に参加して、初のノリタケ銀座店へ行ってきました。
第一部は、ノリタケの元チーフデザイナー、
斉藤先生にお話をうかがいました。
当時のノリタケのデザイナー目線からのお話が、
陶磁器の歴史から、技法、絵付け、
デザイン秘話などに渡り、内容がすごすぎて!!
例えば、
ノリタケの初の海外店がニューヨークにできて、
ニューヨーク在住のアーティストが描いたデザイン画を
日本に送り、日本の絵付師がそれを起こして、
陶磁器に絵付けしていたそう!
手描きのお皿がすごく美しくて、発色もきれいなんです!
「わぁ〜!きれい!すごい!!」と、みなさん
じっくり見ていました。
ノリタケの器は、磁器(porcelain, chinaware)で、
粘土質のカオリンを混ぜ生地を焼いたのが、白磁器、
カオリンの代用として骨灰を使用したのが、
ボーンチャイナ(骨灰磁器)と種類が違うそうです。
いただいた紙袋に、その生地の色が表現
されています。
と、先生がおっしゃるので、よく見てみると…
おぉ!!パッと見て真ん中は他より白い!
そこにシルバーで、ノリタケロゴが入っているなんて!
生地の色へのこだわりが、
シンプルでセンスよく、ここにも表現
されています♡
陶器やパッケージデザイン好きな私が喜んだのは、
言うまでもありません(^^)
そして、1970〜90年代のアメリカの
インテリアと陶磁器の話も。
当時から、テーブルセッティングは、壁紙など
インテリアと調和することを大切にしていました。
間接照明を使用するダイニングでは、
もっとも美しく見える生地の色が、意外にも
真っ白ではなく、クリーム色なんですって。
お客さんは、なんと、ランチョンマットを持参して、
お店で食器を選んだそうです!
また、色は、生地によって発色が変わるので、
どちらも大事なんですね。
黒ははげやすくて、しかも色を作るのが難しくて、
高価なマロン色や、紫色を混ぜ合わせて
黒を作り出していたそうです。
実は、私の実家が以前、陶器の卸売り販売をしていて、
親戚がノリタケの売店勤務だったこともあり、
昔からいいお茶碗を使っています。
それでも、知識としては知らなかったので、
とっても貴重な学びになりました。
第二部は、大嶋雅子先生による、
美人度が上がるお茶の楽しみ方の秘訣のお話でした。
紅茶党の私だから、紅茶で美人度UPする効能を
しっかり聞きました!
女性のみなさんも、
ビタミンで美白美人になれるよう、
もっと紅茶を飲みましょうね ♪
春らしく、桜のお花が浮かんだ紅茶と、
美味しい手作りのお菓子は、美味しかったです♡
RED、PURPLE、PINK、BROWN、YELLOW、WHITEの
色とりどりの紅茶のお話とレシピも教えていただき、
嬉しかったです(^^)
企画された、三浦まゆみ先生と、講師の方々、
ありがとうございました!
カラーリスト仲間とも、いい刺激を受けました♡
★これから、私のサロンにいらしたお客様には、
ノリタケでおみやげでいただいた&購入した紅茶を、
ノリタケのティーカップで入れて、お出しします。
これも、楽しみにしていてくださいね(^^)